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なぜ精米を「搗く」と言うのか!?

2021年11月15日
なぜ精米を「搗く」と言うのか!?

玄米の表面を削り、白米にすることを「精米」と言います。別の言い方をすると「搗(つ)く」とも表現します。
玄米を削る行為なのになぜ「搗く」と表現するのでしょうか。それは、古来より日本人が水との深いかかわりを持ち、自然と共存する知恵を育んできたことが起因していると思います。

収穫されたお米が脱穀し終えると、お米は玄米となります。精米することによって、表皮が削れ、炊飯しやすくなり、消化吸収も格段に良くなります。

でも、動力原となる電気のない時代では、なかなか骨の折れる作業です。
そこで、川の流れを使った水車小屋が登場します。

水力によって歯車を回し、動力を作ります。その回転によって生じる力を利用して、小屋の中で縦に並べられた大木をオルゴールのような仕組みで心棒の突起が上に持ち上げ、つっかえが外れると、木の重みで、下にある玄米の上に落ち、摩擦によって削れるという仕組みです。

稲作は、畑作と違い、水を土の上に流し込み栽培する技術です。よって灌漑用水という農業専用の水路が必要になってくるので、河川から近く、水が豊富でないと農地形成が難しかったのだと推測できます。 野菜や麦などは、同じ場所で毎年栽培する事ができない連作障害を起こすのですが、水稲稲作(水田で栽培するお米)は連作が可能です。
よって環境負荷も少なく、自然の力を利用しやすい。栽培場所に水車小屋が近いと運搬も楽なので、移動効率が良かったのでしょう、人力には限界がありますから、牛が活躍した事は多くの記述に残されています。

このほかにも、お米を洗米する事を「研ぐ」と言うように、私たちが現在でも使っている「日本語」には、昔の生活様式から生まれた表現を今でも使っている事に気付くと思います。

搗きたてのお米が美味しい、というイメージも、古来より脈々と受け継がれてきた潜在意識がそうさせているのかもしれませんね。

Profile

金井 一浩(かない かずひろ)

金井一浩(かないかずひろ)

吉祥寺生まれ吉祥寺育ち。
高校卒業後、大学に進学せず1990年証券会社へ入社しバブル崩壊を肌で経験。阪神淡路大震災の時に感じた利益優先のマーケットに疑問を感じこの年に退社。フリーター業で生計を立てるも、規制緩和の時代変化に対応できていない実家の米屋に危機感を覚え家業を継ぐことに。その後、お客さんに目が向いていないお米業界の古い体質や流通から脱するために1年半の通信教育を経て業界で一番難しいといされる「お米アドバイザー」を取得、後に第1回環境社会検定試験に合格し、フード&ヘルス研究所主催の小児食生活アドバイザーに認定される。単に美味しさだけではなく環境や健康も考えた生活の中のお米選びをお客様に提案し提供している。現在では本業の他に業界の若い世代が集まる「和日米会」の会長を務め、「フリースクール上田学園」にて日本食文化の講師を担当する。

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