「神道」と「おむすび」

2015年1月15日
「神道」と「おむすび」

年末から新年へと年をまたぐように飾られる「鏡餅」。
なぜ鏡餅を飾るかご存知でしょうか。
風習として行いますが意味までを踏まえている方、意外に少ないのではないでしょうか。

鏡餅は穀物神へのお供え物です。
「3種の神器」(天照大御神からニニギノミコトが現世に天孫降臨するときに授けられたという宝物)、餅は「八咫鏡」(やたのかがみ)、橙は「八尺瓊勾玉」(やさかにのまがたま)、串に刺した干し柿が「草薙剣」(くさなぎのつるぎ)を意味しそれを供えることにより人や物に新しい生命を与えるために現れるその年の神様、年神様の霊力を宿らせます。そして鏡開きの日に新しい生命を宿した鏡餅を食べることで年神様の力をいただく慣しとされています。

門松、注連縄、初詣や七草粥なども、日本特有の新年に行われる伝統的な風習ですよね。
特に新年は日本人の生活に神様が深く関わっていることに気づかされます。

実は「おむすび」も神道を意味する一つと言われています。
まず形ですが、天地万物の生成化育、結びの働きを司る「造化の三神」天之恩中主神(あめのみなかぬしのかみ)高御産巣日神(たかみむすひのかみ)神産巣日神(かみむすひのかみ)を表した形、三角形はここからきているとされています。
そして「結び」は神道の概念「結び」「産霊」「産巣日」を表し、「お」は室町時代に宮中や院に仕える女房が使い始めた丁寧さを表す為に使われてきた女房言葉と言われています。

一方、「おにぎり」ですが、これは江戸時代の「握り飯」「握り鮨」から受け継がれた言葉と言われています。
ただ、どちらも諸説ある中の一例です。

しかし、昨今、世界では宗教問題が発端となり、いたたましい出来事が多発しています。こんな時代だからこそ先人の意思が受け継がれてきた言葉の意味を感じ、使うのも悪くないのではないでしょうか。

日本人の祖先が歩んできた八百万の神という考え方と自然との共生を考えると、古くからある習慣や言葉に込められている意味を大切に扱おうという意識が芽生えてくるように感じます。

文具メーカーのよくできたキッチンバサミ

2015年1月 6日
文具メーカーのよくできたキッチンバサミ

西洋人の料理をみていると、野菜をハサミで切っていて「包丁使わんのかい!」と突っ込みたくなりますが、最近は日本人もハサミを多用するようです。キッチンナイフといえばゾーリンゲンのヘンケルが定番で、錆びず壊れず一生ものではありますが、現代的には重く切れ味もまあまあというところです。

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