芸の大道を行く
大道芸人・だいちの真実

2014年1月30日
北代省三の軌跡

大道芸人だいちをまだ1度も見ていない方のために、彼のパフォーマンスを説明しなければなりません。彼の芸は変幻自在で、説明はとても難しいのですが・・・。

だいちは街角にふらりと現れ、あるときは簡単なトランプ手品をしたり、あるときは子供相手に他愛ないいたずらをしたりして、行きずりの人の足を止める。腰をおろし、ペットボトルのコーヒーを飲む、と見るや、いきなり頭からコーヒーをかぶるときもある。

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石黒健治Webサイト:芸の大道を行く 大道芸人・だいちの真実

記事提供:社団法人東京都トラック協会

フリースクール上田学園生の描いた「ゾウのはな子」の物語

2014年1月21日
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上田学園生の想いのつまった一冊

2009年、吉祥寺にあるフリースクール上田学園に在籍していた学園生が、
「同じ吉祥寺に住むはな子のことをもっと知ろう!」と2年間かけて取材をし、1冊の絵本を完成させました。

2013年、はな子66歳。日本で飼育されているゾウの中で最高齢になりました。
また、2014年は、はな子の来日65周年来園60周年という記念の年でもあります。
そこで、もう一度はな子のことをみんなに知ってもらおうという学園生の思いから、2007年の卒業生が制作したその絵本を、現在の在校生が再度編集・修正し、「ゾウのはな子~だからココにいるんだよ~」を完成させました。

日本でいちばんのおばあちゃんゾウ「はな子」の人生

第二次世界大戦後の日本。上野動物園のゾウ「花子」が第二次世界大戦の戦禍において餓死させられ、戦後の動物園からゾウの姿が消えました。そんな中、「本物の象が見たい!」というたくさんの子供たちの願いをうけてタイ王国から来日したはな子。

時代とともに様々な運命に翻弄されながらも、動物園や飼育員の愛情で日本一の長寿のゾウになりました。
66年のはな子の人生をわかりやすく描いた絵本です。

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「ゾウのはな子 ~だからここにいるんだよ~  
僕たちに、ゾウのはな子をありがとう」

2014年1月31日初版発行
定価:1,500円(寄附金込、税別)
文:上田学園 学園生
絵:小高 俊彦(卒業生)
監修:成島悦雄(公益財団法人東京動物園協会井の頭自然文化園)
CD 定価 1,000円(寄付金込、税別))


ご購入は各書店、または上田学園HPにて随時販売開始です!

▼上田学園HP

新潟のコシヒカリはコシヒカリじゃない!? 第2回

2014年1月20日
コシヒカリ

農林水産省のホームページから世界のお米生産量が分かります。抜粋しますと「お米(もみ)の生産量は2009年のFAOの統計で、世界の生産量が67,869万トン、そのうち中国、インド、インドネシアの3カ国で約6割。中国が19,726万トン、インドが13,127万トン、インドネシアが6,440万トンです(平成22年9月2日時点)」。ただこの数字は、インディカ種、ジャポニカ種、ジャパニカ種の合計数です。日本の平成24年産水陸稲の収穫量は飯用と加工用合わせて851万9千トンですから、世界のお米生産量から比べると意外に少ない事が分かるかと思います。言い方を変えると日本で栽培されるお米、ジャポニカ種を消費している民族は少ないということになります。

TPPで日本のお米を世界に輸出と声高に謳われていますが食文化や生活習慣が違う民族に、はたして粘りの強い日本のお米は受け入れられるのでしょうか。「平成の米騒動」から察するに海外で日本のお米が日常食として食卓に並ぶには難しいと考える方が自然のような気がします。逆に食の欧米化と多様化が進んだ日本人がターゲットにされないか、いささか不安を感じています。

さて、話は戻りますが、インディカもジャパニカもそんなに沢山の品種はありません。しかし品種だけでも数百あるのが日本のジャポニカ米です。今まで約700種類育種され、現在では約300種類が栽培されています。なぜこんなに沢山の品種が存在するのでしょう。それは日本の複雑な地形と気候風土、縦長な地形が稲の適合性の幅を広げたのではないでしょうか。

日本は水に恵まれ土壌に恵まれ気候に恵まれました。その為、穀類を粉に加工し量増しすることなく粒で食べる文化が根付きました。粒食は咀嚼の回数が増えるので顎は鍛えられえらが張り、消化に時間を必要とするために腸が長いと言った理由もそこにあると思います。とは言え小麦や蕎麦の名産地はありますが、いずれも水田栽培に適さなかった事が理由です。イタリアを例として挙げると主食はパスタと認識していますが南部での主食はクスクスです。その風土で栽培できるものが主食となり文化となることが分かります。

では日本のお米は何処から来たのでしょうか。原種は中国大陸から渡って来たという説が有力でしたが、日本の地で育った原種が存在したと考古学の発掘調査で解明されてきているそうですから、もしかしたら在来種の存在があってもおかしくはありませんね。

そんな日本で栽培されているお米も現代では大きく分けて、日本酒を醸造する酒造好敵米いわゆる酒米。粘りの強いもち米。そして普段食べる粳(うるち)米、と分類されます。古代米と言われる黒米や赤米などは、もち品種とうるち品種の両方があります。酒米や飼料用などは加工米という位置づけになるので一般市場には出回りません。ただ、酒米だけでも数百種類があります。中でも「山田錦」や「五百万石」が有名です。もち米のスタンダードな品種は「ひめのもち」、きめが細かく和菓子に好んで使用される高級もち米「滋賀県の羽二重もち」など様々な品種が存在します。

さて次回はその品種という概念はいつから生まれてきたのか考えていきたいと思います。