初夏の味覚を使って
~杏と紅茶のパウンドケーキ~

2014年7月15日
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anzu_image 本格的な夏が近づき、杏の季節となりました。

杏はバラ科で収穫期は6月中旬~7月中旬。
木や花は梅に似ていますが、赤く色付いた実がたくさんなり、熟した実はすぐに食べられます。


anzu_image しかし、収穫した杏はそう日持ちがしない為、収穫後はドライにする事が多いそう。
ドライにする事で、杏の美味しさがぎゅっと凝縮され、焼き菓子の風味に負けない、存在感抜群の杏の酸味を楽しむことができます。


今回は紅茶と合わせて、より杏の香りを楽しむことができるパウンドケーキにしてみました。

杏と紅茶のパウンドケーキ

lemon_menu 【材料】17×8×6パウンド型 1本分
・無塩バター     100g
・砂糖(お好みのもの) 85g
・卵         2個

(a)
・薄力粉 100g
・ベーキングパウダー 小1/4

・紅茶 4g
(お好みのもの。今回はアールグレイを使用)
・ドライ杏      100g
・杏ジャム(仕上げ用・お好みで)

【下準備】

①無塩バターは常温に置き、柔らかくしておく。
②卵は溶いて冷蔵庫に入れておく(気温が暖かい時)
③型に型紙を敷くか、内側にバターを塗り、粉をはたいておく。
④(a)の粉類は3回空気を含ませるようにふるっておく。

anzu_2 ⑤ドライ杏は小さくカットしておく(1粒4等分くらい)(写真・杏刻み②)


anzu_2 ⑥紅茶の茶葉はミルやすり鉢を使って細かく粉砕しておく。
(ティーバックのものだと細かくなっていて手頃)(写真・茶葉③)


※⑦砂糖は固まりがあれば、ふるってサラサラにしておく。
※⑧気温が暖かい季節は、使用するボールの一回り小さいボールに氷水を用意しておくととても良い。 (生地がだれるのを防ぐ為)
⑨オーブンを170℃に温めておく。

【作り方】

①やわらかく戻したバターに砂糖を1度に入れ、ゴムベラで 砂糖を馴染ませ、砂糖が散らない程度に馴染んだら、 ハンドミキサーに変え、高速で円を描くように混ぜる。

②途中バターが溶けかかり、べチャッとしてきたら、用意した氷水に当て、白くふわっとするまでよく混ぜる。

③バターが白く、ふわっとしてきたら、冷やしておいた卵を5~6回に分けて入れ、都度馴染むまでよく混ぜる。
(1度にたくさん入れてしまうと分離するので注意!)

④③に篩った粉類を1度に入れ、ゴムベラでのの字を描くようにしっかりと混ぜる。40~50回ほど、のの字を描くと良い。生地が少し重たくなり、ツヤが出てきた頃が目安。

anzu_4.jpg ⑤④に紅茶を加え、ヘラで全体に馴染むように混ぜる。(写真・生地混ぜ④)


anzu_5.jpg ⑥用意した型へ生地を1/3程入れ、杏を1/2程入れる。(こうすると、食べる時にどこを切っても杏が均一な量になる。)
これをもう1度繰り返し、最後に生地で杏が隠れるようにかぶせる。(写真・型入れ⑤)
※⑤の時点で杏を生地に加えて、全体に混ぜ込んで、型に一気に入れても良い


⑥⑤を型に入れ、170℃のオーブンで約50分程焼く。焼き始めて15分後に、ナイフで真ん中に切り込みを入れるときれいな膨らみができる。
※オーブンに焼きムラがある場合は途中で向きを入れ替えると良い。

⑦焼き上がったら、平らなところで、10cm程の高さから落としてショックを与える。こうすると焼き縮みを防ぐことができる。

⑧を粗熱が取れるまで濡れ布巾をかぶせて冷ます。
(お好みで表面に、温めて伸ばしたて杏ジャムを刷毛で塗ると見た目がツヤ良く、きれいになる。)

⑨型から出し、ラップでピッタリと包んで乾燥に注意して冷蔵庫で保存する。

食べる時は常温に戻すと、やわらかく美味しくなる。

Profile

小野 公美(おの くみ)

小野 公美(おの くみ)

和素材パウンド専門店『くみぱうんど』オーナーパティシエール。
OLを経て菓子業界に入る。東京製菓学校 夜間部卒業。
2009年より独立。賃貸マンションの1室で営業許可を取得しケーキのネットショップを立ち上げる。
“素材の味が活かされたお菓子”と、定評があり、リピート率は80%超え。
開業6年目にさいたま市浦和区に店舗がオープン。

【出版DVD】

■おのくみ先生のお菓子作り教室 『シュガーバッター法で作るパウンドケーキの作り方』
■『好き!』を一生の仕事に~26歳自宅でケーキ屋さんを始めました~
出版元:ケイエムコンサルティング出版局、Amazon、くみぱうんどHPにて発売中。
その他、専門雑誌、ネット販売単行本にも掲載される。

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