アントン・ウィッキーさん

2013年11月30日

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「ウィッキーさんのワンポイント英会話」でもおなじみのアントン・ウィッキーさん。今も現役で日本の英語教育のために様々な活動をおこなっていらっしゃいます。今回は、用賀駅から徒歩9分の場所にあるパン屋さん「プチ・ラ・パン」で、ウィッキーさんの「子供向けの英会話レッスン」にお邪魔してお話を伺いました。

アントン・ウィッキーさんの英会話 ――「プチ・ラ・パン」で英会話レッスンを始めたきっかけについて教えてください。
元々、雑誌の取材で私が推薦する用賀のお店を教えてくださいという企画があり、こちらの「プチ・ラ・パン」を紹介したことがきっかけです。その後、ますますこのお店のパンやコーヒーのファンになり、「ここで何かやりましょう」と、オーナーと話して英会話レッスンを始めることになりました。


――こちらでの英会話は、何歳くらいのお子さんが対象ですか。
下は2歳半から上は高校1年生と幅広い年齢の子供達に向けてやっいます。この「プチ・ラ・パン」での英会話は5年くらいやっていますが、2歳半くらいの小さなお子さんは、お母さんと一緒に英語を使って遊ぶことから始めています。

アントン・ウィッキーさんの英会話 ――2歳半とは、かなり小さなお子さんも教えていらっしゃるんですね。
そうですね。私の母国スリランカもそうですが、外国には、複数の言語の中で育つ国が多いです。日本は単一言語の国ですから、出来るだけ小さいころから、色んな言語に触れて育つ事が大切だと思います。 中曽根弘文さんが文部大臣だったときに、英語教育を見直す懇談会が発足し、私はそのときのメンバーでしたが、そのときにも幼稚園からの英語教育を提案しました。


アントン・ウィッキーさんの英会話 ――日本人は世界的にみても、英語の能力が低いと評価されがちですが、ウィッキーさんから見て、英語が出来ない原因って何だと思いますか。
私は日本人の英語の能力が低いとは思っていません。今までの日本の英語教育は、文法を習って本を読んでという、海外の事を学ぶ"受信するための勉強"だったと思います。だから文法は得意だと思いますよ。ただ、英語を話すという"発信できる英語の勉強"が苦手なんだと思います。これからは、この"発信できる英語の勉強"が必要だと思います。その為には、英語を勉強する以前に、自己主張をしっかりとして、発信するための意見を持たなければいけませんね。 もう一つの原因は、日本語だけで育つ人が多いので、英語をカタカナにしたりして日本語化してしまうんです。 イギリス英語やアメリカ英語など、日本の英語教育の中で聞き慣れた英語でなければ英語じゃないという意識も強いと思います。英語とは、様々な国々で使われていますから、オーストラリアならオーストラリアの訛りや文法がありますし、日本でもそうやって、日本人らしい英語を話せばいいと思います。例えば、日本人が苦手な"付加疑問"で「Isn't it」などは、使い辛ければ、日本語らしく言い換えて「Goodね」といったらいいんですよ。


アントン・ウィッキーさんの英会話 ――ウィッキーさんのこれからの夢について聞かせてください。
これまでと同じように、日本の英語教育に関わっていきたいと思っています。また、先ほどもお話ししたように、出来るだけ若いときから充実した英語教育が受けられるように、特に教える側である小学校の先生に向けた英語プログラムを考えてみたいです。


Interviewer

ローズ 麻生 育子(ろーず あそう いくこ)

ローズ 麻生 育子(ろーず あそう いくこ)

東京・世田谷出身。青山学院大学フランス文学科卒業。有限会社ハッピーキューブス代表。サロネーゼカフェプロデューサー。
ラフォーレ・ミュージアムの企画室にて、コーディネーターとして、アートを中心とした数々のイベントの企画、運営に携わる。同時に、パフォーミング・アーツなどの記事を雑誌に寄稿。 その後、元夫であるアメリカ人ジャーナリストのアシスタントとして、海外の新聞メディア業務に携わる。 専業主婦を経験した後、一念奮起し、京都造形芸術大学建築学科に復学、2級建築士の資格を得る。 インターナショナルスクールに通う一人娘のシングルマザーをしながら、ゼロからのスタートでキャリア再開、起業。自身の経験を生かして、玉川高島屋などにて、女性のキャリア・生き方をサポートするイベント("好き"をカタチに)やセミナー(ハッピーライフ塾 通算50回超)を多数開催。
現在の活動は、世田谷ブランドをターゲットにしたイベントのプランナー、企業&個人の&ブランディングコンサルタントを中心に、ラジオの番組構成ライター&パーソナリティ、執筆、ライフスタイルの提案、セミナー講演など多岐にわたる。

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