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  • ヘッセ武蔵野

ちいさいモモちゃんあめこんこん

2021年6月24日
「ちいさいモモちゃんあめこんこん」

松谷みよ子 文
中谷千代子 絵
講談社

この間
恵比寿でのダンスレッスンの合間
2階の窓からふと隣のタコ公園を見下ろすと
まだよちよち歩きの男の子が、お父さんと散歩していた。

「ちいさいモモちゃんあめこんこん」

空は気持ちよく晴れていたが
朝降った雨で、公園には大きな大きな水たまりが一つ。
お父さんは白いピカピカのハイテクスニーカー。
子どもは薄い黄色の品の良いシャツと半ズボン、ピカピカの運動靴。
お洒落さんだなあ、恵比寿だなあ、と微笑ましく見ていると
男の子はタコの滑り台の向こうに
その水たまりを発見する。
勿論
ご想像通り
男の子は一瞬で顔を輝かせ
水たまりに躊躇なく吸い寄せられていく。
慌ててとめに入るお父さん
かわす子ども
片足が水たまりに入る
携帯を持っていない方の手で引き戻す父親
くるりと身をひねり、再び突進する子ども
抱える父親
すり抜ける子ども
着水!
水たまりの中、はしる、はねる、見事にころぶ
立ち上がる、くるくる回る、手をつく
飛びちる泥水
手を太陽にかざす
すくったりこぼしたり
またすくったりこぼしたり、何度も何度も
全身で水たまりと戯れる男の子
そして
立ち尽くす父親。 それを羨ましく眺める僕。
「羨ましいな」
と思わず言葉が漏れた。
絵本みたいだ。
君が今いる世界は
こんなにも美しくて、楽しいんだよ
と教えてくれる
まるでマーガレット・ワイズ・ブラウンの詩のようだ。
水たまりはバシャバシャゴロゴロするところ
と教えてくれる
モーリス・センダックの絵本みたいだ。
やっぱり
絵本は基本、子どもたちの中にある。
絵本のもとは
子どもたちの中にちゃんと隠れている。
木の中に静かに隠れている仏像のように。

梅雨の6月
雨の日のわくわくの中に隠れていたのを
ベテラン魔法使い、松谷みよ子さんによってこの世界に引っ張り出されて来た絵本。
それがこちら
『ちいさいモモちゃんあめこんこん』
いい絵本だなぁ
としみじみ思う。
なんと言ったって、始まりかたがよい。

「モモちゃんが、いいものをかってもらいました。なんでしょう?」
と始まる。
なんだろう
と考える子もいれば
中谷千代子さんの絵をみて「傘!」と答える子
もっとよくみて
「傘と長靴!」と答える子
「わたしも傘持っているよ」
と自慢気に話す子もいるかもしれない。
最初の一文できっともう子どもたちの心は大騒ぎだ。
勿論、雨が降っていなくたって
モモちゃんは新しい傘と長靴が履きたくてしょうがない。
傘は雨に濡れないためにさすもの
はごもっともだが、大人の理屈。
傘はパラパラといい音がするものだし
ぐるぐるして水飛沫を飛ばすもの
長靴だって水たまりにバシャンと飛び込むためのものだ。
雨は降っているものとして、お庭に出る。

「あめこんこんふってるもん
うそっこだけどふってるもん」

そう
子どもの世界はちゃんと
うそっこと本当のことが半分半分で出来ている。
おままごとだって
怪獣ごっこだって
これは何々のつもりね
これは何々ってことね
と、真実と同じくらい大切な「うそっこ」で出来ている。
「うそっこ」は最高だ。
おばけだっているし
ジャンプすれば月にだって届く。
葉っぱでサラダだって作れるし
枝は魔法の剣に大変身だ。
このあと、モモちゃんの傘の下には
うそっこに呼ばれてカエルやかたつむり
最後には雨までが、入れて入れてとやってくる。
傘に入れてくれとやってくる雨なんて
最高だし
この絵本にはそういう
子どもたちの世界の真実と
子どもたちの世界のうそっこが
ちゃんと混ざっている。
タコ公園で遊ぶ男の子と
モモちゃんに
水たまりとは何か
雨とは何か
世界の真実を教わった気がして
洗濯物が乾かなくても
お店にお客さんがあまり来なくても
今年の梅雨はなんとなく
楽しく過ごせそうな気がした。
6月の絵本
大人の頭の中からではなく
子どもたちの世界から丁寧に発掘された
『ちいさいモモちゃんがあめこんこん』
をご紹介しました。

自然派ワインQ&A

2021年6月 9日
自然派ワインQ&A

よくある自然派ワインに関するご質問をまとめてみました。

Q1.自然派ワインってなんですか?

葡萄畑の栽培において有機農法もしくはビオディナミ農法にて出来たブドウを使用。
収穫したブドウは加熱や殺菌や滅菌などをしていない葡萄を使用。
酸化防止剤は全く添加しないか極々少量に留めるていること。
発酵の際には培養酵母は添加せず自生酵母にて醗酵させる。

※最近では自然派なワインを自然派ワインと呼ぶことにに異議を唱えている方も多い。
自然派という言い方が曖昧で「自然なワイン」「ナチュラルワイン」と呼ぶ方が正しいのではないかという意見です。これには共感致しますがまだまだ自然派ワインという呼ばれ方が多くお客様より自然派ワインってなんですか?と多く聞かれますのでここでもいまだに自然派ワインという呼び方にさせて頂いております。(ここでは自然派ワイン=自然なワイン=ナチュラルワインとさせていただきます。)

Q2.ビオディナミ農法ってどんな農法?

BioWine_sub1土壌のエネルギーと自然界に存在する要素の力を引き上げ、ぶどう樹の生命力を高める農法。オーストリアの哲学者かつ科学者であるルドルフ・シュタイナーが、1924年に提唱された有機農法・自然農法の一種。
天体の位置を考慮しながら栽培を行う方法。特に月の位置によって栽培の手入れの方法を変えたり、農薬の代わりに鉱物や植物、動物から造った調剤を畑に撒いたり埋めたりする。


Q3.オーガニックワインと自然派ワインは同じ?

オーガニックワインとは、有機農法(無農薬・無化学肥料・無除草剤など)で栽培されるブドウで造られたワイン。但し上記の栽培によって造られたワインでも醸造の過程で酸化防止剤等をたっぷり使っているものも多くある。酸化防止剤をたくさん使用したものは自然派ワインとは呼べないというのが一般的。

Q4.酸化防止剤が極々少量なら自然派というけどどのくらいまでなら自然派と呼べる?

BioWine_sub2自然派ワインの生産者が多く所属しているアソシオン・デ・ヴァン・ナチュレルという団体では白ワインは40mg/l、赤ワイン30mg/l、甘口ワイン80mg/lという基準まで認めている。甘口ワインは糖分がワインに残っているので再発酵してしまう恐れがあるため少し多くまで許容している)



Q5.ラベルを見て自然派ワインって判断できるの?

通常ワインのラベルには生産地や原産地呼称、葡萄品種、年号等はが記載されているが自然派ワインには近代の法律に沿わないアウトロー的なワインの生産方法をとっている場合も多く上記の情報が無かったりする場合もある。今のところラベルから自然派ワインだと断定できる情報は記載されていないので、自然派ワインに特化、または詳しい店員さんに聞くのが早道!確率的にポップでアーティスティックなラベルに自然派ワインが多い気がする。
有機認証のワインはラベルにそれぞれが所属している有機認証団体のマークがついている場合がある。例えば、ECOCERT、DEMTER、NATURE&PROGRET、Biodyvinなどの団体のマーク。
有機認証のマークのあるものに自然派ワインが多いのも事実だが自然派ワインの生産者の多くは有機認証団体に所属していないところも多い。

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